2017年6月開催−第117回定例会− 「腱板断裂修復術後再断裂を防ぐ工夫と考え方」

講師:團野翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年6月24日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:6月1日から開催2週間前まで



2016年5月21日土曜日

MRIを用いた膝関節の運動解析

今回、紹介する文献はMAIを用いて膝関節の運動解析を報告しているもので、特に屈曲90°以上の深屈曲を中心にしています。


中川ら:MRIを用いた膝関節の運動解析 日本臨床バイオメカニクス学会誌 Vol.21,2000

 対象は成人男性で膝関節に外傷歴や愁訴を持たない20膝を対象とし、検討項目として、各肢位での大腿骨の顆部が撮影された画像において脛骨関節面に対する大腿骨内側顆、外側顆の前後移動距離と大腿骨に対する脛骨の回旋角度としています。また、自動屈曲と他動屈曲にて計測されています。

 結果として、大腿骨内側顆は自動最大屈曲位(平均133°)までに約2mm後方へ移動、他動最大屈曲(平均162°)までに約6mm後方へ移動したとしています。外側顆は自動最大屈曲位までに約13mm、他動最大屈曲までに約27mm後方へ移動したとしています。この結果から大腿骨外側顆が大きく後方へ移動しており、脛骨は大腿骨に対し内旋運動していると考えられ、その回旋軸は脛骨関節面内側に存在していたと報告されています。また、回旋角度は90°を基準として自動最大屈曲までは約15°他動最大屈曲までは約28°であったとしています。

 今回の報告から屈曲90°以上の屈曲可動域を求めていく時には脛骨の内旋を意識することと、その回旋を制限している原因となる組織の評価はとても重要であると再確認できました。


投稿者:服部隼人

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