2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



第6回関西支部合同全国研修会「足関節周囲の機能解剖学的触診と治療」

日時:平成30年2月24日 土曜日・25日 日曜日
会場:尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
定員:100名(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員23,000円、会員外25,000円
参加申込受付期間:平成29年11月1日から定員になり次第終了



2015年4月22日水曜日

上腕三頭筋腱損傷の治療について

James A. Tom,et al:Diagnosis and Treatment of Triceps Tendon Injuries:A Review of the Literature
Clin J Sport Med.vol.24,number 3,May 2014,197-204


本日は、上腕三頭筋腱損傷に対する治療について述べられた文献を紹介します。

本文献では、上腕三頭筋腱断裂症例に対する治療法について、他の論文や著者の経験をもとに、手術方法の選択や術後のリハビリテーション等について述べられています。

上腕三頭筋腱の損傷は、重量挙げやコンタクトスポーツで受傷することが多く、部位については特に肘頭付着部で損傷することが多いようです。完全断裂であれば、受傷から2週間以内に修復術が施行されることで、術後34か月で日常生活に必要な機能は回復されるそうです。受傷から期間が空けば、瘢痕化した軟部組織や短縮した腱によって修復は困難になり、再建術が選択されます。その場合はROMや筋力が回復するまでに12年かかるとのことです。

部分断裂は昔から保存療法が選択されることが多かったようですが、成績が不良なケースも多いことからやむを得ず再建術が施行される症例が見られるために、近年では部分断裂であっても修復術を施行するべきとの報告もあるようです。術後のリハビリでは修復術であっても再建術であっても、術後2週間の肘30°屈曲位固定、それから徐々に装具の屈曲角度を増やし、術後6週目から肘伸展の自動運動を開始する。肘伸展の抵抗運動は術後12週から実施するといったスケジュールを著者は推奨しています。
上腕三頭筋腱損傷は比較的稀で、私自身経験したことはありませんが、今後担当する機会があれば参考にしたいです。

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