2017年8月開催−第118回定例会− 「膝OAにおける歩行時痛の解釈」

講師:為澤一弘 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年8月19日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:8月1日から開催2週間前まで



2014年10月1日水曜日

肩峰下インピンジメントの発生因子について

今回は、肩関節に関する文献を紹介させていただきます。




LeSB,etal.:Contact geometry at the undersurface of the  acromion with and without a rotator cuff tear. Arthroscopy, 201;17:365-372. 


この文献では、矢状面上で、肩峰の前縁が関節窩の頂点(12時)を超えて前方に突出している者では、そうでない症例と比較すると、腱板断裂が起こる可能性が高く、内外側の直径においても直径の大きい者の方が腱板断裂を生じやすいとされています。


また、肩峰がより前方に突出している者は、そうでない者と比較してインピンジメントが生じやすいという報告や、肩峰の後方傾斜がより水平に近い者ほどインピンジメントが起こりやすいという報告もみられます。


これらのことを通して、骨の形態自体は理学療法士が変化させることはできませんが、肩甲骨の前傾などのアライメント不良により、機能的に肩峰の被覆が増大している症例に対して、肩甲骨のマルアライメントを修正することは、腱板断裂や肩峰下インピンジメントのリスクを回避・予防することができる可能性があるのではないかと感じました。


投稿者:為沢 一弘


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