対象は対側に肩関節痛を有する対象:10代から50代の無症状肩50例です。
撮影方法は自然下垂位、scapuka plane45°これに3kgの重錘で負荷をかけた4方法で行なっています。
cuff indexを計測し、腱板断裂不全例の割合を算出しています。
各年代における結果です。
cuff index逸脱例がどのくらいいたのかが示されています。
10代→10%
20代→10%
30代→30%
40代→40%
50代→70%
加齢変化に伴い増加する疾患として五十肩が挙げられるます。
今回の検討の対象は対側に肩関節疾患を有しています。
活動性についてはスポーツや職業があり、加齢に伴い活動性に関しては低下しています。
cuff infdexの増加に伴いC-A archに圧迫力が加わりやすくなくなり、腱板損傷を誘起しやすくなります。。
cuff indexが増加しているにも関わらず無症状であるのは、日常生活動作の低下により関節に加わるストレスが低下していることが考えられると筆者は述べています。
画像から読み取れることはたくさんあると思います。
画像所見に関する論文を読むのはもちろん、画像をたくさん見るということも行っていく必要があると感じました。