COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2015年1月26日月曜日

整形外科リハビリテーション学会 関東合同症例検討会 2015

整形外科リハビリテーション学会 東京支部、茨城支部、千葉支部合同の症例検討会についてのご案内です。







日時  :2015年3月1日(日)

時間  :10:00~16:00(受付9:30~)

会場  :社会医学技術学院講堂
      東京都小金井市中町2-22-32(JR東小金井駅 徒歩3分)
     https://www.sigg.ac.jp/corporate/about/index.html#about05

参加者:先着100名

参加費:3000円(会員)、 5000円(会員外)


【プログラム】
《シンポジウム》 ~変形性膝関節症に対する機能解剖学的運動療法~
    座長: 浅野昭裕 碧南市民病院リハビリテーション室

○「変形性膝関節症の内側痛に対する理解とアプローチ」
    演者: 八木茂典 東京西徳州会病院スポーツリハビリテーションセンター

○「変形性膝関節症の外側支持組織が関与する伸展制限への運動療法」
    演者: 源 裕介 千葉こどもとおとなの整形外科

○「人工膝関節置換術後の伸展制限に対する運動療法」
    演者: 瀧原 龍 土浦協同病院リハビリテーション部

○「正座のできる膝関節屈曲可動域を考慮したTKA術後運動療法」
    演者: 小野志操 京都下鴨病院理学療法部


《症例検討会》
3演題を予定
 

《申込み方法》
前日までに下記 mail アドレスにお申し込み下さい。
1氏名
2ふりがな
3所属名
4性別
5資格名 (PT、OT 等)
6経験年数
7e-mail アドレス
8会員番号 (整形外科リハビリテーション学会会員のみ)
E-Mail:seikeireha_tokyo@yahoo.co.jp 主催 整形外科リハビリテーション学会東京支部 茨城支部 千葉支部 事務局 東京西徳洲会病院 リハビリテーション科 舞弓正吾


膝関節疾患といえば、よく目にする疾患ではありますが疼痛の解釈や治療などに難渋することなどがあると思います。今回は痛みの原因や病態などをお話いただき、実際に良好な治療成績を出されている先生方はどのような治療を行っているのかなどが聞けるいい機会になるのではないかと思います。
興味のある先生は是非ご参加してみてはいかがでしょうか。


投稿者:団野 翼




2015年1月25日日曜日

小殿筋の解剖について

今回は、小殿筋の解剖について述べられた文献を紹介させていただきます。


Martin Beck, et al.The anatomy and function of the gluteus minims muscle.The Journal of Bone and Joint Surgery.vol.82-B, NO. 3, April 2000:358-363



この文献では、小殿筋の走行や付着部の解剖、作用について述べられています。


小殿筋は腸骨の外側面で前殿筋線の前方から起始して大転子の前方にやや回り込むようにして付着します。その名前のとおり、大殿筋、中殿筋に比べると小さな筋ですが、小殿筋のなかでも後方の線維と前方の線維では伸張される肢位が異なるのではないかとのことで、その線維ごとで伸張度合いを調べられています。


結論から話すと、前方の線維は股関節屈曲位での外旋>内転>伸展位での外旋の順で伸張されるのに対し、後方の線維は伸展位での内旋>屈曲位での外旋>内転>屈曲の順で伸張されるとのことです。
また、前方から後方までの線維が存在することで、その合力はちょうど大腿骨頭を臼蓋に押さえつける方向に力が働くとされています。このことからも、小殿筋は股関節の支持性を担う重要なインナーマッスルのひとつであることがわかります。


このことを踏まえ、小殿筋の前方もしくは後方の線維が上記の肢位における股関節の可動域制限に関与する可能性とインスタビリテリーの改善に重要であるということを頭に入れて明日からの臨床でも患者様を診ていければと思います。




投稿者:為沢 一弘


2015年1月20日火曜日

AnswerPlus主催セミナーのご案内

昨年にもご紹介させていただきましたセミナーのご案内です。
再来週の2月1日(日)に、整形外科リハビリテーション学会京都支部代表世話人の小野志操先生が、TKA・THA術後のリハビリテーションについてご講演されます。
 

日時:2015年2月1日(日)10時30分~16時30分(受付・開場:10時~)
講師:小野志操先生 (京都下鴨病院 理学療法部 主任理学療法士/専門理学療法士(運動器)/
整形外科リハビリテーション学会認定指導員(認定A)および評議員/健康科学修士)
会場:大阪産業創造館5F研修室A・B(地下鉄堺筋本町から徒歩10分 大阪市本町1-4-5)
受講費:8000円(当日会場にてお支払い下さい)

お申し込み方法
answerplus@iris.eonet.ne.jp までメールにてお願いいたします。
件名: 研修会名 
本文: ①氏名(フリガナ)、②職種 ③経験年数 ④所属施設 ⑤連絡先(携帯番号やメールアドレス等) 
*申し込み後に受付確認メールをお送りします。


投稿者:竹下真広

HORSS主催の第5回研修会のご案内

HORSS主催の第5回研修会のご案内です。
テーマは「股関節の解剖学と運動学」です。





講師:小野志操先生(京都下鴨病院)
     蓮大輔先生(ツカザキ病院)

場所:姫路市勤労市民会館 第7会議室

日時:平成27年2月13日(金)

時間:19:00~21:00

申込期間:平成27年1月10日~2月8日まで
(定員に達し次第、受付終了)

参加費:500

お申し込みHORSSホームページより
http://horss.jimdo.com



投稿者:団野 翼


2015年1月18日日曜日

第25回京都府理学療法士学会

本日は、第25回京都府理学療法士学会に参加してきました。

当院(京都下鴨病院)からは、竹下真広先生が発表されました。






演題は、「膝蓋骨下極部の再骨折に対する術後理学療法の一経験」です。

一度目に失敗した経験を放置せずに考察し直し、それを活かしたことで再骨折後には良好な結果が得られたというものでした。

臨床でも、我々は多くの失敗を経験しますが、それをそのままにせずに、未だ見ぬ次の症例を良くする為に、反省と考察をすることはとても大事であると思います。

また、良好な成績を発表することが多い中、その失敗を公前で発表することは、覚悟のいるなかなか難しいことですが、竹下先生は堂々と良い発表をされていました。





また、明日からも臨床を頑張ろうと見つめ直す良い機会になりました。



投稿者:為沢 一弘



2015年1月10日土曜日

第96回定例会のご案内

今月の整形外科リハビリテーション学会・京滋支部の定例会のご案内です。



京都会場は今月は無しのため、次回定例会は2月28日の予定です。


滋賀会場は1月24日に開催します。
受付は15時30分〜で、開始は16時、終了は19時30分予定です。
内容は「前上方腱板断裂と肩峰下の触診」で滋賀会場で代表を務めておられる辻 修嗣先生が講義をして下さいます。
症例検討は未定です。


今月は京都会場はお休みなので、普段京都会場にお越しいただいている先生方は、是非滋賀会場まで足をお運び下さい。
また、症例検討も未定ですので、臨床にて難渋され、悩みをお抱えの先生がおられましたら、是非、一歩勇気を出して症例検討に申し込みをされてみてはいかがでしょうか。
きっと、現状よりも患者様を良くできるヒントが得られると思います。

本年も、整形外科リハビリテーション学会・京滋支部を皆様の手で我々と一緒に盛り上げていっていただけますよう、よろしくお願い致します。



投稿者:為沢 一弘


 

2015年1月6日火曜日

股関節痛の診かたと股関節鏡視下手術の実際

HORSS主催の第1回特別研修会のご案内です。
テーマは「股関節痛の診かたと股関節鏡視下手術の実際」です。





講師: 内田宗志 先生(産業医科大学若松病院整形外科臨床教授)
     柴原    基 先生(ツカザキ病院整形外科部長)
     小野志操  先生(京都下鴨病院主任理学療法士)

日程: 平成27年4月4日 (土曜)

時間: 18時開演予定

会場: 県立姫路労働会館

申込: 事前申込  当日参加も可能。
     (受付と円滑に行うためになるべく事前申込をお願いします。)

申込開始期間: 平成26年12月1日

参加費: 事前申込 医師(5000円)   セラピスト・他(3000円)  
      当日参加 医師(6000円)   セラピスト・他(4000円)

懇親会: 参加費3500円


股関節で有名な先生方のお話を聞くいい機会になると思いますので興味のある先生方は是非ご参加してみてはいかがでしょうか。


投稿者:団野翼









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