本日は、JJAT研修会で埼玉のJIN整形外科に股関節の勉強に来ています。
JIN整形外科スポーツクリニックは日本での鼠径部痛症候群でご高名な仁賀定雄先生が院長を務めておられる病院です。
こちらで、今日、明日に渡り、股関節のお話を拝聴とお手伝いをさせていただきます。
講師は、股関節鏡で日本での第一人者で現在もトップを走り続けておられる内田宗士先生と、当学会で理事を務めておられる小野志操先生が股関節の機能解剖と治療、手術手技、運動療法について内容の濃い話をしていただきました。
お二人のお話は視点は少し違えど、股関節の解剖に即した病態を踏まえた上での診断・治療、そして運動療法と手術療法のお話で、聞いていいてとても勉強になる一日目を過ごさせていただいています。
明日は、その機能解剖に即した治療の実技を中心にお話をしていただくので、お力になれるようがんばります!!
京都下鴨病院 為沢一弘
Staff profile
COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について
整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。
2018年6月3日日曜日
人気の投稿
-
文献紹介 大腿骨転子部骨折において後外側支持欠損が lag screw sliding に与える影響 (徳永真己・他 : 骨折 第35巻、98-102、2013) 大腿骨転子部骨折をshort femoral neck (SFN) で...
-
今回は小胸筋腱について述べられている文献の紹介をさせていただきたいと思います。 臨床で肩関節拘縮の患者さんの評価をしているとRotator interbalの拘縮を呈している方は多いと感じています。RIの拘縮を改善することは必要なことだと考えていますがなかなか難し...
-
本日は Bertolotti症候群について紹介させて頂きます。 Bertolotti症候群は1917年にBertolottiが提唱した症候群であり,最尾側の腰椎横突起が肥大し仙骨との 間に関節を形成,あるいは骨癒合した症例に腰痛が生じる症候群とされています。 ...
-
こんばんは。 夜分遅くに失礼します。 本日は、肩関節包を支配する神経の解剖について報告されている文献を紹介します。 佐藤達夫ら:腋窩神経と肩甲上神経. Journal of Clinical Rehabilitation 4(1),4-7;1995 ...
-
市川耕一ら:上腕二頭筋長頭腱断裂が広範囲腱板断裂肩に及ぼす影響.関節外科. Vol31 . No7 . 64-69 , 2012 上腕二頭筋長頭腱( LHB )の損傷や腫脹は腱板損傷と併発し、臨床においても肩関節周囲炎の方でよく見られます。本日は、 LHB ...