COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2018年7月16日月曜日

第4回ベーシックセミナー

7/15に行われました整形外科リハビリテーション学会京滋支部主催の第4回ベーシックセミナーに参加してきました。

今回のテーマは「股関節疾患における機能解剖学的評価と触診」でした。


講義内容と講師の先生方は以下の通りです。

・「大腿骨頚部骨折の機能解剖学的評価と触診」 
 講師:高口 裕行先生(生田病院)
・「変形性股関節症の機能解剖学的評価と触診」 
 講師:山内 辰也先生(あずま整形外科)
・「股関節唇損傷の機能解剖学的評価と触診」  
  講師:團野 翼先生(京都下鴨病院)
・「末梢神経障害の機能解剖学的評価と触診」 
  講師:中井 亮佑先生(京都下鴨病院)
・「股関節に対する機能解剖学的アプローチ」   
  講師:浅野 昭裕先生(中部学院大学・整形外科リハビリテーション学会代表理事)


講義内容は解剖学的特徴から考える各疾患の病態や、それに基づく触診方法についてが中心でした。どの講義も基礎的な知見を細かく講演してくださり、治療に必要な知識というものを再確認できました。実技に関しても検定取得者の先生方が各ブースをラウンドし、受講者の先生方もとても質問のしやすい環境の中でレクチャーを受けることができたのではないかと思います。




治療ができるということはもちろん大切なことではありますが、その中には何をどうように触れるのかといった解剖学的な知識が必要不可欠であることを再認識できるようなセミナーだったと個人的には思います。
このセミナー内容を踏まえ、明日からの臨床に役立てていきたいと思います。


投稿者:小林 駿也

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