COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2018年7月13日金曜日

【文献紹介】三角筋面積と脂肪浸潤がリバース型人工肩関節置換術に与える影響について

今回はリバース型人工肩関節置換術後症例(RSA)で術前の三角筋面積と脂肪浸潤が術後可動域に与える影響について調査された論文を紹介させていただきます。

 


対象はRSA症例で術後1年経過観察した6例です。術後可動域やJOA、術前MRIの三角筋の横断面積(前・中・後部線維別、筋全体)並びに脂肪浸潤を調査項目として各項目の関係性を明らかにされています。


 結果では、三角筋全体と三角筋前部線維の横断面積は術後屈曲可動域と正の相関を示し、脂肪浸潤の程度と術後屈曲可動域は負の相関を示したと報告されていました。


 今回の結果から術後の挙上機能の予測因子として術前の三角筋のサイズ(特に前部線維)や脂肪浸潤の程度は有用であることがわかりました。実際に挙上動作獲得を目的に可動域訓練をすすめる上では他動での挙上可動域が拡大していなければ自動運動につながらないと思います。他動や自動運動での制限因子を把握または推測して少しでも術後成績が向上するよう日々努力していきます。

投稿者:佐々木拓馬

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