2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



第6回関西支部合同全国研修会「足関節周囲の機能解剖学的触診と治療」

日時:平成30年2月24日 土曜日・25日 日曜日
会場:尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
定員:100名(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員23,000円、会員外25,000円
参加申込受付期間:平成29年11月1日から定員になり次第終了



2016年6月27日月曜日

【文献紹介】変形性膝関節症における鵞足部痛について

 今回は変形性膝関節症における鵞足部痛について検討された文献を紹介させていただきたいと思います。





松岡ら:変形性膝関節症における滑膜の造影MRI所見 中部整災誌 2003461109-1110

 変形性膝関節症の主な病態は軟骨変性であるが、実際の臨床では内外側関節列隙の圧痛以外に鵞足部や膝関節後面などがあり、関節軟骨の変性だけでは説明がつかない疼痛を訴える症例が多いことが冒頭で記載されています。
 私が担当させていただいている症例でも同じような所見があり、気になる点であったため紹介させていただきたいと思いました。
 
 筆者らは変形性膝関節症において関節痛を呈する部位の多くは滑膜炎との関係が深いと考え、造影MRIを用いて炎症性滑膜と疼痛部位について検討されました。


 変形性膝関節症患者1313膝の臨床所見における疼痛部位(鵞足部での圧痛)MRIによる炎症性滑膜の存在部位とを比較されたそうです。


 結果としては鵞足部における炎症性滑膜の造影効果を認めるもの6例、わずかに認めるもの3例、認めないもの4例であったと報告しています。
 また、鵞足部痛を認めるもの8例と認めないもの4例で、造影効果と圧痛を認めるものは6例であり、造影効果、圧痛共に認めないものは4例であったとも報告しています。


 私自身、変形性関節症の疼痛原因について悩むことが多々あります。この文献でも述べられていますが、炎症性滑膜はあくまで疼痛原因の1つであると考えられます。
 今後さらに知識を深め、症例の疼痛原因を考察し、理学療法に繋げていく必要があると感じました。




投稿者:天鷲翔太

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