COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2016年3月26日土曜日

第105回定例会報告

本日は、第105回の京都支部定例会が開催されました。

内容は
吉田雄大先生の
「挙上時に右肩前方部痛を呈した腱板損傷の一症例」

団野翼先生の
「リバース型人工肩関節置換術にあける運動療法について」
でした。

まずは症例検討を行いました。


この症例は外傷性の広範囲断裂がみられており、支点形成ができない為に痛みが出ているのではないかという結論に達しました。
受傷の時期や画像上での断裂の程度、脂肪変性の度合い、理学所見など、様々な所見を正しく取り、組み合わせて、解釈することが重要であることを感じさせられる症例検討でした。


続いて団野先生がRSAの話をして下さいました。
今日が団野先生のレクチャーデビューでしたが、とても堂々としていて分かりやすい内容でした。

レクチャーではRSAの歴史や、適応、手術の手法、合併症などの基本的な情報を文献解釈も踏まえてお話していただいた後に、団野先生が考えるRSAの運動療法についてポイントを話していただきました。
団野先生、初レクチャーお疲れ様でした。


さて、来年度からは、テーマを股関節に絞り、1年間活動していきます。
偶数月は触診、奇数月は症例検討とレクチャーをメインで行います!
触診も出来るようになって、知識も得てを目標に頑張っていこうと思いますので、皆様、是非ご参加下さい!
症例検討は股関節以外でも全く問題ないので、難症例にお悩みの先生は勇気を出して症例検討に応募してみて下さい!


次回定例会案内と、年間予定のご確認、ならびに症例検討応募はホームページからお願いします。


投稿者:為沢一弘


人気の投稿