2017年6月開催−第117回定例会− 「腱板断裂修復術後再断裂を防ぐ工夫と考え方」

講師:團野翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年6月24日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:6月1日から開催2週間前まで



2015年8月8日土曜日

アキレス腱付着部の肉眼的解剖

今回はアキレス腱付着部における肉眼的解剖についての文献を紹介させていただきます。

江玉睦明ら:アキレス腱のねじれ構造の肉眼解剖学的検討.新潟医療福祉学会誌 13(1): 45-45, 2013.



この研究では、御遺体を用いてアキレス腱の付着部を、内側頭・外側頭・ヒラメ筋の3頭に分離して、それぞれが踵骨のどの部分に付着するのかを検討されています。

アキレス腱は、内側頭・外側頭・ヒラメ筋の付着する線維束が互いにねじれながら融合しており、アキレス腱を頭方からみて右側のアキレス腱では反時計回り、左のアキレス腱では時計回りの方向へねじれを呈し、外側方向へのねじれを伴いながら踵骨のそれぞれの面に付着していたとされています。


中でも、内側頭は踵骨の外側に付着しにいくため、ねじれ構造の中心として捕えられており、踵骨の前方にはヒラメ筋、中間に外側頭、後方に内側頭が付着するタイプ。前外側に外側頭・前内側にヒラメ筋・後方に内側頭が付着するタイプ。前方に外側頭・後内側にヒラメ筋・後外側に内側頭が付着するタイプなどが存在し、後者のタイプほどアキレス腱のねじれが強くなるようです。


これらのことより、内側頭はハムストリングスの次に肉離れの多い部位であるとされていることもこれらに関わりがあるのではないかと考察されています。
このことを踏まえると、下腿三頭筋のそれぞれの筋線維束の選択的なストレッチ方法や、収縮の方向など、アプローチの方法も変化してくるのではないかと考えられます。


投稿者:為沢一弘


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