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整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2015年5月26日火曜日

肩前上方部の解剖について

今回は肩前上方部の解剖について紹介したいと思います。


肩関節上方部の解剖(肩甲下筋腱、上腕二頭筋長頭腱、鳥口上腕靭帯を中心に) 
Bone Joint Nerve Vol3.No4 2013(10)



肩甲下筋は肩腱板構成筋の中でもforce coupleの考え方から重要視されています。
また、肩甲下筋の上方部は小結節を超えて上腕二頭筋の長頭腱の安定化に関与しています。
この文献では肩甲下筋、上腕二頭筋長頭腱、烏口上腕靭帯の解剖学的所見について記載してあります。
肩甲下筋腱断裂がどの部位から生じやすいかやSGHLがどのようにLHBを関節窩に誘導しているか、鳥口上腕靱帯は靱帯と呼ばれているが本来はどのような組織なのかなどについても記載されています。
理学療法を行う上で組織の解剖をしっかり把握しておくことは非常に重要なことであり解剖の知識が治療に繋がってくると思うため今後も解剖の知識を身につけていきたいと思います。


投稿者:団野翼

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