2017年8月開催−第118回定例会− 「膝OAにおける歩行時痛の解釈」

講師:為澤一弘 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年8月19日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:8月1日から開催2週間前まで



2015年6月13日土曜日

足関節背屈可動域と方向転換動作時の足関節背屈・内反、足部方向角度との関係性

 今回は足関節背屈可動域と方向転換動作時の足関節背屈・内反、足部方向角度との関係性についての文献を紹介します。
越野裕太ら:足関節背屈可動域と方向転換動作時の足関節背屈・内反、足部方向角度との関係性 体力科学 第61巻 第5号 487-493(2012)

 足関節内反捻挫は一般的なスポーツ損傷であり、全スポーツ損傷の15-30%を占め、方向転換や着地動作時に生じることが多く、再発率は約70%にまで及び、受傷者の40-75%で慢性的な不安定性が残存すると報告されています。足関節内反捻挫の危険因子として足関節背屈可動域制限が挙げられますが、好発機転動作である方向転換動作時の下肢運動との関係性については報告がなく、今回の研究はこの点について着目しています。

 研究の比較項目としては、足関節背屈角度を被験者の利き足である右下肢対象として1°単位で3回計測し、その平均値を算出しており、動作解析では計25個の赤外線反射マーカーを貼付し、方向転換動作として右足で床反力計に接地し、左45°方向へ走行する方向転換動作を実施しています。

 今回の文献を読み、足関節内反捻挫に対して、足関節の背屈可動域制限の改善に着目することは重要であると同時に、方向転換などの動作時に足関節背屈可動域を補うためにどのような代償動作を行っているのか、またその代償動作が下肢のアライメントにどのように関わっているのかを幅広い視点から評価することの大切さを学ぶことができました。

投稿者:服部隼人

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