2017年8月開催−第118回定例会− 「膝OAにおける歩行時痛の解釈」

講師:為澤一弘 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年8月19日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:8月1日から開催2週間前まで



2016年7月11日月曜日

【文献紹介】三角筋内の腋窩神経の走行について

本日紹介させていただく文献は解剖実習用屍体を用いて、三角筋内の腋窩神経の走行について調査した文献です。

城戸正喜他:三角筋内の腋窩神経の走行.肩関節20(1):27~30,1996

日本人解剖実習用屍体のうち肩関節周囲に創瘢痕、著しい不良拘縮、肩甲帯部骨折、腱板広範囲断裂を認めない25体48肩関節を用いて、肩峰前外側角,後外側角の三角筋底面基部から腋窩神経本幹までの距離、上腕長の測定が行われました。
結果は以下の通りでした。



手術書の多くは三角筋内側の腋窩神経の走行について肩峰外縁から約5.0cmを走行すると記載がありますが、Burkheadは102肩のうち全体の20%が肩峰から腋窩神経までの距離が5cm未満であったと報告しています。今回の調査結果において5cm未満の部位を走行していたのは肩峰前外側で男性12%,女性50%、肩峰後外側で男性20%,女性50%であったと報告しています。
傾向としては上腕長が短い症例は肩峰から腋窩神経までの距離も短いと報告しており、上腕長が長い症例においても肩峰から腋窩神経までの距離が5cm未満の症例もいると報告してます。

三角筋の解剖を勉強している中で腋窩神経の走行について日本人で検討してる文献を読み、興味深かったため今回紹介させていただきました。
また興味深い文献がありましたら報告させていただきます。




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