■令和元年6月開催−第134回定例会− 内容「膝関節の触診(後方)」■

ミニレクチャー:ACL損傷の運動療法
講師:服部隼人先生(烏丸御池整形外科クリニック)
膝関節後方組織の触診
講師:小林駿也先生(京都下鴨病院)
日時:令和元年6月22日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:26名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:令和元年6月1日から



2019年1月9日水曜日

【文献紹介】外傷性肘関節拘縮に対する肘関節授動術について


本日は外傷性肘関節拘縮に対する肘関節授動術について報告されている文献を紹介させていただきたいと思います。





南野ら:外傷性肘関節拘縮に対する肘関節授動術の治療経験 東日本整災会誌 24巻:36-392012.


この文献では外傷性肘関節拘縮のため関節授動術を行った8肘を対象とされています。
可動域は伸展30°以上または屈曲が110°未満の症例とされています。
術式は全例内外側アプローチをされています。

全例において内側側副靭帯(MCL)の後斜走線維(POL)の肥厚を認め、6例に前方関節包の癒着、4例に橈骨頭周囲の軟部組織の癒着、3例に後方関節包の癒着、2例に上腕三頭筋の短縮を認めていたと報告しています。
また、その他の可動域制限となっていたものとして骨形態異常が確認されていることも報告されています。
手術では上記可動域制限となる組織へアプローチされ術前後で伸展は20°、屈曲は30°の改善がみられています。

この論文から外傷性肘関節拘縮によりどの組織が拘縮しやすいのかわかりました。
外傷性の関節内骨折や靭帯損傷では関節構成体の損傷が確認されることが多いと思いますが今回の報告でもあるように関節構成体の拘縮が認められています。
この様な症例では拘縮が残存しやすいことが考えられます。
術後早期から拘縮しやすい組織を考えアプローチしていくことが重要であると思いました。
明日からの臨床で活かせるよう学んで行きたいです。


投稿者:天鷲翔太

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