COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2018年11月25日日曜日

第129回京都支部定例会

本日第129 回京都支部定例会が行われました。
今回は京都下鴨病院の永井教生 先生に「投球障害肘」についてレクチャーしていただきました。





野球肘はジュニア期の野球投手に多く発生するオーバーユースに起因する肘の代表的スポーツ障害です。成長期に骨が障害されるため、適切な治療がなされない場合には肘痛のみならず将来に禍根を残す骨変形なども合併する可能性があります。


 また、リハビリを受診される患者様の野球レベルは様々であり、少年野球、草野球やレクリエーションレベルから、部活動、社会人、実業団などで全国大会を目指している方々までいらっしゃいます。そのため、投球フォームの指導も非常に難しく様々なことを考慮して指導を行わなけれななりません。

この講義では永井先生が実際に臨床で行っている投球指導の工夫やポイントについて多くの事例を通して解説していただきました。








投球障害肘の治療においては解剖学的修復のみならず機能的改善が必要となるため、それらに対する評価や運動療法のポイントについて実技を交えて解説していただきました。
今回、学んだ知識・技術を明日からの臨床に活かして行きたいと思います。




第7回整形外科リハビリテーション学会関西支部合同全国研修会が2019年3月2日(土)・3日(日)の2日間開催されます。


研修会詳細

第7回関西ブロック全国研修会
「膝関節周囲の機能解剖学的触診(palpation)と治療」

会期:2019年3月2日(土)・3日(日)の2日間

会場:西はりま地場産業センター (JR姫路駅前)

東海・関東から著名な先生をお招きし,関西支部の世話人で充実した研修会を運営します。

投稿者:大渕篤樹


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