COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2018年7月8日日曜日

【第18回下鴨整形疾患フォーラム】

第18回下鴨整形疾患フォーラムが行われました。



 
講演Ⅰ「アスリートの鼠径部痛・股関節痛に対する治療戦略」 
東京医科大学整形外科 アントラーズスポーツクリニック 山藤 崇 先生




講演Ⅱ 「Hip-spine syndromeについて」
滋賀県立総合病院 副院長 兼 整形外科医長 川那辺 圭一 先生




 鼠径周辺部痛(groin pain)については、 今でも診断・治療の困難な未解決の問題と して知られています。鼠径周辺部痛の原因は様々で、鼠径周辺部の痛みがあれば、器質的な疾患があっ てもなくても症状を示す言葉なので鼠径周辺部痛です。そのなかには肉離れもあれば、剥離骨折もあれば、疲労骨折、鼠径ヘルニアもあり ます。原因は何であっても鼠径周辺部の痛みがあれば鼠径周辺部痛(groin pain)と言われます。


今回の講演を聞いて、何が痛みをだしているのかをできる限り分類できることが大切ではないかと感じました。今回は股関節についての講演でしたが、どの関節においても考え方は変わらないと思いました。理学療法においても何が痛いのかを正確に評価することは運動療法の方針を決める第1歩であると実感します。

今回学んだことを明日からの臨床に活かしていきたいと思います。

投稿者:大渕篤樹

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