COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2018年10月7日日曜日

【文献紹介】腰椎周辺組織から発生する疼痛部位について

本日は腰椎周辺組織から発生する疼痛部位について研究されている論文を紹介させていただきます。大変有名な論文で腰痛診療に関わる先生方はご存じだと思います。





   
下の表は腰椎椎間板ヘルニアの手術をした193例を対象にした研究結果を示しています。
  

       



腰椎椎間板ヘルニアの手術をする場合は腰椎麻酔を施行しますが、表に示した症例は局所麻酔だけで手術を施行されています。つまり、術部の局所以外は疼痛を感知することができる状態にあるということです。
これらの症例に対して、この表で示す各組織を刺激した場合にどこに疼痛が発生したのかを調査した貴重な研究です。


後方硬膜を刺激すると下肢痛が出現する症例や、椎間関節を刺激すると腰痛のみでなく殿部にも疼痛が発生するなどの結果が示されています。

どの組織に侵害刺激が加わると、どこに疼痛が出現すかということは腰痛を評価をする上で大切であると考えます。これらの知識を念頭におき、他の所見を組み合わせることで腰痛の病態解釈をする必要があると考えます。


投稿者:大渕篤樹


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