2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



2016年10月25日火曜日

【文献紹介】膝蓋骨内側の支持構造について

 本日は膝蓋骨内側の支持構造について、特に内側膝蓋大腿靭帯(以下MPFL)の形態について観察された文献を紹介させていただきたいと思います。








小泉ら:膝蓋骨内側の支持構造について-特に内側膝蓋大腿靭帯の形態- 第14回臨床解剖研究会記録2010.9.11




この文献では50歳から99歳のご遺体31体の下肢31(男性14、女性17)を用いて解剖を行われています。



解剖の結果、
MPFLの大腿骨起始部は内側上顆の後方および内転筋結節の下方、腓腹筋内側頭の起始部の前方に位置している。また、大内転筋の停止腱は前後に二分して扇状に広がり、その間から起始している。

MPFLは内側側副靭帯の表層を走行し、扇状に広がり、内側広筋の深層に入り込み、内側広筋の停止腱と強く結合して膝蓋骨の上部2/3の内側縁の内側縁に付着する。

MPFLの上縁、下縁が明瞭なもの、上縁のみ明瞭で下縁は不明瞭なものに分けられる。下縁が不明瞭なものでは関節包に移行しており、境界を区別することは困難であった。


 

 上記した①~③のことが今回明らかになりました。
 膝関節屈曲動作において膝蓋骨の可動性は重要になると考えます。大内転筋停止腱の間から起始すること、内側広筋停止腱と結合していることを考慮し、アプローチしていく必要があると感じました。
 また、MPFLは膝蓋骨の外側への脱臼を制動していますが、内側広筋や大内転筋等の筋が関与することを踏まえて評価、アプローチしていくことが重要になるのではないかと思いました。今後の臨床に活かしていきたいと思います。




投稿者:天鷲翔太

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