2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



2016年10月7日金曜日

【文献紹介】小円筋の形態とその神経支配の解剖学的特徴

本日は、小円筋の筋繊維束の構成とその神経支配を調査している論文を紹介させていただきます。


対象は解剖実習体1020(男性8肩、女性12肩、平均年齢75)です。肉眼解剖で小円筋の筋繊維束の構成とその神経支配を調査し、組織学的調査で小円筋の筋腱移行部と上腕骨停止部を中心に組織切片から小円筋の層構造を解析されています。

結果は以下の通りでした。
①小円筋の停止は上腕骨大結節後縁下部のみでなく上腕骨外科頚まで停止している。
②棘下筋との間に腱性の筋膜組織があり筋間を分けているが、遠位では消失している。
③小円筋の筋腱移行部付近では上・下部の筋束に分かれて二頭筋をなしており、二つの筋束はねじれて起始と停止で位置関係が変化している。
④上腕骨への停止部では上部筋束の厚い腱として大結節後縁下部に楕円形上に面で停止し、下部筋束は上腕骨外科頚に垂直に線状に停止している。また、上部より下部筋束で筋繊維が多い。
 

今回の結果から、小円筋の付着が思った以上に下方に広く付着していること、筋束の走行、腱の構造より二つの筋束に分かれていることが確認できました。今回得た知識を参考に肩関節の運動を考える際に小円筋の動態をより詳細に捉えて臨床に活かしていきたいと思います。
 
投稿者:佐々木拓馬

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