2017年8月開催−第118回定例会− 「膝OAにおける歩行時痛の解釈」

講師:為澤一弘 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年8月19日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:8月1日から開催2週間前まで



2015年9月9日水曜日

肩関節包肩甲骨側付着部の解剖学的調査

今回は「肩関節包肩甲骨側付着部の解剖学的調査」について記載されている
文献の紹介をします。








この文献の目的としては肩関節不安定症に対する診察や画像検査、手術治療を行う際に関節包の関節窩側付着部の解剖学的付着形態を明確にするために行われている研究となります。
また、関節包の肩甲骨関節窩側付着部の形態を上腕三頭筋長頭と関連させて肉眼解剖学的に調査されています。

結果は、関節外から間擦すると上腕三頭筋長頭と関節包の線維との間には連続性が認められ、関節包関節窩側付着部を剥がすと連続性が認められ、上腕三頭筋長頭腱を下包から牽引すると関節包下部に緊張が伝達されたとされています。
このことより、上腕三頭筋長頭は上腕骨頭の下方に対する安定性に関与していると考えられています。
また、関節包を下方に引き下げることで関節内へのインピンジメントを回避できるのではないかと報告されています。

実際の臨床においても、上腕三頭筋長頭は肩関節挙上の制限にもなると感じていますし、肩関節伸展や内転時に肩後下方に疼痛が出現する症例も経験したことがあり、注意深く上腕三頭筋長頭を診ていく必要があると改めて感じました。



投稿者:団野翼



人気の投稿