2017年6月開催−第117回定例会− 「腱板断裂修復術後再断裂を防ぐ工夫と考え方」

講師:團野翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年6月24日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:6月1日から開催2週間前まで



2017年2月26日日曜日

【文献紹介】膝窩筋機能の肉眼解剖学的検討

本日紹介させていただく文献は肉眼的に膝窩筋の大腿骨付着部位を明らかにし、膝関節屈曲に伴う形状変化、機能変化について検討した文献です。

江玉睦明他:膝窩筋機能の肉眼解剖学的検索.スポーツ障害vol8:47-19,2013


対象は解剖用固定遺体9体16膝で膝関節伸展0°で検討されています。検討はLCLとの位置関係で分析されています。
結果はLCLの下方に付着(下方型)していたしていたのが9膝、前下方に付着(前下方型)していたのが7膝であったと報告しています。形態的変化については屈曲に伴い脛骨関節面に対して長軸方向に垂直位と報告しています。膝窩筋腱溝にはまり込み伸張されていく角度は下方型で136±6°、前下方型で129±4°と報告しています。

考察においては過去の報告と比較しても一定の見解が得られておらず、人種差が示唆されるとしており、形態・機能変化については大きなトルクは生じないが、膝関節深屈曲位では膝窩筋は伸展方向に作用する可能性が示唆されたと述べています。

膝窩筋については多数の報告があり、一定の見解が得られておらず、非常に興味深い組織であると感じています。
今後も膝窩筋について調べていこうと思います。

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