2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



2017年2月9日木曜日

【文献紹介】投球動作における軸足股関節の運動学的特徴

 本日は、投球動作において軸足の運動が投球フォームにどのような影響を与えるかを検討された論文を紹介します。

内田智也ら:投球動作のEarly Cocking期における軸足股関節の運動学・運動力学的特徴. 臨床スポ 25(1)16-232017
 
 投球フォーム不良は投球障害を引き起こす要因のひとつとされています。そのひとつにEarly Cocking期の骨盤の過後傾や開き、股関節の屈曲不全が挙げられ、その後の投球フォームの不良動作を招くとされています。その評価項目として客観的な指標が報告されていたので、文献の中から臨床において評価しやすい股関節の角度について考察を交えて紹介します。
 対象は健常な中学野球選手です。股関節角度の測定方法として、モーションキャプチャーシステムを用いて投球動作を撮影し、Early Cocking期の軸足動作の評価を行っています。撮影された投球動作を元に、重心の位置や骨盤の回旋の程度などで良好群と不良群にグループ分けされています。
 結果は良好群の股関節が優位に屈曲していたと結論づけられています。
 Early Cocking期に股関節が屈曲位にあることで骨盤の過後傾を抑制できると考えます。投球動作を遂行する上でEarly Cocking期に股関節が屈曲位を維持するためには、股関節や膝関節の伸筋の筋力が必要になると思います。
 投球動作でのEarly Cocking期において、骨盤の過後傾、股関節の屈曲不全の不良動作を認める場合、股関節、膝関節の筋力を評価した上で投球動作指導を行う必要があると考えました。今後の臨床に生かしていきます。


投稿者:中井亮佑

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