COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2016年4月9日土曜日

整形外科リハビリテーション学会 特別講演


今日は名古屋国際会議場で行われた整形外科リハビリテーション学会の特別講演に参加しました。前座講演として吉田整形外科病院の中宿伸哉先生が「足関節果部骨折に対する運動療法の考え方」についてお話されました。背屈制限を中心にどういった制限因子が考えられるか、超音波を用いてFHLが制限因子となっている症例の動態の描出、Lauge-Hansen分類を用いて外力の加わり方でどのようにどの組織が損傷されるかなどをお話ししてくださいました。

次に特別講演として帝京大学医学部整形外科講座、帝京大学スポーツ医科学センターの笹原潤先生が「足の外科超音波診療の最前線」についてお話してくださいました。レントゲンでは分からない組織の状態、超音波を用いて足関節捻挫・足底腱膜炎・足関節後方インピンジメントといった症例の関節の不安定性や滑走状態など組織の動態について細かくお話してくださいました。

超音波は組織の動態をその場で確認することができること、レントゲンやCTなどと比較して非侵襲的なことが利点として挙げられます。レントゲンやCTMRIとともに超音波で動的要素を診ていくことが重要だと学びました。今後超音波についてもしっかり勉強していきたいと思います。


投稿者:吉田雄大

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