2017年10月開催−第119回定例会− 「腰痛⑴ 屈曲時痛の解釈と評価のポイント」

講師:團野 翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年10月28日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:10月1日から開催2週間前まで



2016年2月23日火曜日

肘筋について

本日は、肘筋の機能解剖学的特徴について報告された文献を紹介します。

F.Molinier et al.:The anconeus,an active lateral ligament of the elbow - new anatomical arguments.Surg Radiol Anat 33:617-621,2011

 本文献は、解剖で得られた肘筋の解剖学的位置や隣接する軟部組織との関係、また先行研究の結果から、肘筋の機能解剖学的特徴について報告されています。15の新鮮屍体30肘を用いて解剖しています。本研究の結果、2つの事実が観察されています。

 1つ目は、上腕三頭筋外側頭と連続性を有すること。肘筋と上腕三頭筋は同じ筋区画内に存在し、肘筋の筋線維は上腕三頭筋外側頭に差し込んでいたとのことです。
 2つ目は、腕尺関節の関節包後外側部に付着すること。これによって、肘筋は腕尺関節の内反ストレスに対する動的スタビライザーとしての一役を担っていると述べられています。

 本報告では、肘筋の機能は肘伸展運動の補助、腕尺関節の動的スタビライザーであると述べられています。肘関節の患者をみる中で、肘筋に疼痛を訴える症例も少なくないと思います。明日からの臨床に活かしたいです。


投稿者:竹下真広

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