2017年6月開催−第117回定例会− 「腱板断裂修復術後再断裂を防ぐ工夫と考え方」

講師:團野翼 先生(京都下鴨病院)
日時:平成29年6月24日 土曜日 18時受付 18時30分開始
会場:京都下鴨病院2階 リハビリ室
定員:24名限定(要事前申込、先着順)
参加費:本学会会員無料、会員外500円
参加申込受付期間:6月1日から開催2週間前まで



2016年2月18日木曜日

肩甲骨包肩甲骨側付着部の形態について

こんばんは。
文献を紹介させていただきます。


田崎篤ら:肩甲骨包肩甲骨側付着部の解剖学的調査.肩関節363):7877902012

 本日は肩甲上腕関節に存在する関節包の付着形態について研究された論文を紹介します。
肩関節の関節包は、肩甲上腕関節を静的安定機構であり関節の安定性を向上させる役割を持ちます。そのため損傷されると肩甲上腕関節は不安定となり、Bankert lesionKim lesionが引き起こされます。これらの病変は関節包の肩甲骨関節窩付着部に生じる病変と言われています。
 本論文では、この関節包の肩甲骨関節窩付着部の形態を上腕三頭筋長頭と関連させて肉眼解剖学的に調査されています。調査は関節包の関節窩上方、前方、後方及び下方部と上腕三頭筋との関係について行われています。

 肩甲上腕関節の関節包の形態は付着幅は前上方が他と比べやや狭かったとされており、腱板筋群が付着しない部分でもあることから構造的に弱い部分であることが考えられました。また、上腕三頭筋は関節包に付着すると報告されており、他の報告と同一の見解でした。このことより、上腕三頭筋の伸張不全や滑走性低下により上腕三頭筋自体が制限になることに加えて、関節包の伸張が制限され挙上制限の1要因となることを改めて確認できました。

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