COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2014年12月14日日曜日

整形リハ学会 シンポジウム

本日は、名古屋の国際会議場で開催される、整形外科リハビリテーション学会主催の年に一度のシンポジウムに参加してきました。

        



午前中には9月の学術集会では発表しきれなかった方々の症例検討が10題あり、それぞれが一症例一症例を細かく評価・治療をされた結果を発表されました。



昼食後には、本題のシンポジウムが行われました。



内容はBasicとAdvanceに分かれており、
まずBasicでは「膝伸展制限の評価と治療」を題材に、

土浦協同病院の橋本貴幸先生が「伸展制限のデメリット」

吉田整形外科病院の林優先生が「関節性障害」

野口整形外科内科医院の刈谷賢二先生が「筋性障害」

大久保病院の稲葉将史先生が「インピンジメント障害」

について、機能解剖や病態に関してわかりやすくお話してくださり、伸展制限を改善する為に必要な知識や評価の方法、治療に関して勉強することができました。



       



その後、Advanceでは、「足関節・足部の痛みの解釈」を題材に

中部学院大学の林典雄先生が「アキレス腱周囲の疼痛の解釈」

大久保病院の山本昌樹先生が「踵部痛の疼痛の解釈」

土浦協同病院の村野勇先生が「足関節前方部痛の疼痛の解釈」

吉田整形外科病院の中宿伸哉先生が「前足部痛の疼痛の解釈」

について講義していただきました。


       


それぞれの病態について、エコーや機能解剖などの最新の知見を踏まえて、噛み砕いてお話をしていただいた後、ディスカッション形式での質疑応答がなされました。


今回も、シンポジウムに参加して、詳細な解剖の知識と触診、評価能力を高めることが、精度の高い治療と結果に繋がるということを改めて勉強させていただきました。
明日からの臨床は、より気を引き締めて精進していこうと思います!



投稿者:為沢 一弘



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