今年度の京都支部の年間スケジュールが完成致しました。
今年度の京都支部の活動は、例年通り奇数月に開催される2ヶ月に1回の定例会(症例検討会とレクチャーを実施)に加え、新たな試みとして偶数月に触診勉強会を開催する予定です。
今年度の触診部位のテーマは股関節の骨と軟部組織です。
骨からはじめて1年間をかけて股関節の触診をマスターできるよう、触診ができればそのまま評価や治療に結びつけていけるような、臨床現場に活かせる触診の練習を行っていこうと思います。
開催場所等は未定ですが、決まり次第ホームページとブログにてご報告させていただこうと考えています。
ご興味をお持ちの先生方がおられましたら、4月からの開始を楽しみにお待ち下さい。
また、今月は26日(土)に定例会を開催予定です。
内容は「リバース型人工肩関節術後の運動療法の考え方」というテーマで京都下鴨病院の團野翼先生がレクチャーをして下さいます。
團野先生は京都下鴨病院でも一番多くこの症例を診られているので、興味深いお話が聞けると思います。
まだ、日本に浸透しはじめて間もなく、実際に臨床で目にする機会の少ない術式ではありますが、これから先、実際に目にする機会が増えていく手術になる可能性は高いため、今後の経験のために勉強されてみてはいかがでしょうか?
日時、詳細はホームページよりご確認下さい。
➡️http://ohmi-rigaku.jimdo.com/京都支部/
加えて、症例検討も募集中ですので、お困りの症例がおられましたら、尻込みせず、一緒に問題を解決してみませんか?
症例検討応募フォーム➡️http://ohmi-rigaku.jimdo.com/症例検討応募/
今月も宜しくお願い致します。
投稿者:為沢 一弘
Staff profile
COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について
整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。
2016年3月6日日曜日
人気の投稿
-
本日は、足の支帯が有する機能について報告された文献を紹介します。 Carla Stecco et al:The Ankle Retinacula.Morphological Evidence of the Proprioceptive Role of the Fa...
-
Straight Leg Raising test(以下SLRテスト)は腰椎椎間板ヘルニアなど腰下肢痛を評価する有名な検査手技であり、皆さんもよくご存じだと思います。 カルテなどにSLRテスト陽性またはSLR(+)と記載していることがあります。しかし、SLRテストを行った際に...
-
今回は膝関節筋の肉眼解剖学的観察についてです。 安岡武紀:膝関節筋の肉眼解剖学的観察‐膝関節筋の形態と中間広筋および膝蓋上方との関係‐ 久留米医会誌雑誌.Vol 74 , 14-22, 2011 今回は、中間広筋の深層に存在する膝関節筋の肉眼...
-
文献紹介 大腿骨転子部骨折において後外側支持欠損が lag screw sliding に与える影響 (徳永真己・他 : 骨折 第35巻、98-102、2013) 大腿骨転子部骨折をshort femoral neck (SFN) で...
-
本日は、深臀部症候群(Deep gluteal syndrome 以下 DGS)に関与する 臀部ス ペース内の坐骨神経絞扼 について一部紹介させていただきます。 深臀部症候群(Deep gluteal syndrome 以下 DGS)は、 坐骨神経の...