本日は医療法人MSMCみどりクリニックにて開催された、第3回野球障害セミナーに参加してきました。
午前中はプロ野球チームである広島東洋カープのヘッドトレーナーである石井雅也氏、同じく投手コンディショニングを担当されている三浦真治氏がプロ野球の現状や実際のコンディショニング方法などをレクチャーしていただきました。
午後からは医療法人MSMCみどりクリニックの野呂吉則先生が実際に臨床やトレーナー活動にて行われている野球障害肩に対しての治療や独自の理論を丁寧に講義していただきました。また、同院の院長でもある瀬戸口芳正先生からは、投球障害肩を考える上で必要な知識や解釈を、3D映像やデータを用いて分かりやすく講義していただきました。
今回のセミナーに参加させていただき、投球障害肩を考える際は、なぜその選手にトラブルが起こっているのか、本当に原因は肩なのか?などと、様々な視点から評価し、実際に治療やコンディショニングを行い、選手のパフォーマンス向上に努めることが重要であることが再認識されました。
野球障害肩だけでなく、他の疾患に対してもそのような視点で評価を行うことも重要であると重ねて再認識されました。
今後は日々の臨床だけでなく、スポーツ選手の治療や復帰までをアプローチできる理学療法士になるためにさらなる知識・技術の習得に努めていきます。
投稿者:高橋 蔵ノ助