今回は京都下鴨病院の中井亮佑先生による「腱板断裂に対する保存療法の可能性」についてレクチャーしていただきました。
腱板断裂に対し保存療法と手術の選択については議論があり、一定の見解が得られていません。
今回、中井先生のレクチャーを通して学んだことは、腱板断裂というす診断であっても病態や病気が様々であり、実際にどのファクターが症状を起こしているのかを明確にすることが治療方針を決定するにあたって重要だということです。
医師と理学療法士との間で議論を交わし個別に治療方針を決定していく大切さを感じました。
正確な評価を行うには、やはり正確な触診技術が重要となることを日々の臨床で痛感しています。
実技のレクチャーでは腱板筋群の触診とそれに対する治療を行っていただきました。
今回学んだことを踏まえて今後も触診の練習を積み重ねていきたいと思います。
次回の定例会は6月24日です。
京都下鴨病院の團野翼先生によつ肩関節疾患に対する評価と治療1「腱板断裂修復術後の際断裂を防ぐ工夫と考え」です。
定員24名で、お申込みは6月1日より先着順になりますので、お早めにお申し込みください。
投稿者:大渕篤樹