今回は小胸筋腱について述べられている文献の紹介をさせていただきたいと思います。
臨床で肩関節拘縮の患者さんの評価をしているとRotator interbalの拘縮を呈している方は多いと感じています。RIの拘縮を改善することは必要なことだと考えていますがなかなか難しい症例も多いのではないかと思います。RIといえばCHLが関与していると考えられると思いますが実は小胸筋も関与しているということがこの文献からわかります。
この文献では小胸筋腱が烏口突起をこえて延長する解剖学的な破格について報告されています。
日本人では約30%くらいの人に破格が認められているとのことであり、小胸筋腱が棘上筋腱停止部や前方の関節包に付着しているため肩甲上腕関節の外旋の制限にも関与する可能性があると述べられています。
また、小胸筋腱の拘縮や短縮により上腕骨頭の編位が生じる可能性もあると述べられています。
これらのことより小胸筋の短縮を改善することは肩関節拘縮の患者さんにおいては非常に重要なことなのではないかと考えています。
RIの拘縮にも関与すると同時に小胸筋が短縮することにより肩甲骨の上方回旋も制限されるため小胸筋の評価は非常に重要になるのではないかと思います。
解剖の知識を付けていくことは理学療法士として必要なことだと感じています。自分の知らないことは見えてこないです知らないと気づかないことが多くあると思うので解剖の知識をしっかりとつけていき少しでも患者さんに役に立つ理学療法士になりたいと思います。
投稿者:団野 翼
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2014年11月3日月曜日
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