COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2015年11月5日木曜日

足部・足関節のスポーツ障害 over use障害の克服

文献紹介

臨床スポーツ医学:2014第31号第7巻 特集
足部・足関節のスポーツ障害  -over use障害の克服-


今回は、雑誌からの文献紹介をさせて頂きます。
この回は、足部に関するoveruse障害について、腱・骨について分けられ更にその中でも障害別に分けられて、まとめられています。
またoveruse障害の基礎知識についてもまとめられており、スポーツ障害の患者さまをみるにあたって、大切なことも多く書かれています。

この中で、アキレス腱付着部症についてまとめられている論文を紹介します。

アキレス腱の障害は、マラソンランナーや、バレーバスケットなどのジャンプ競技者に比較的に多く発症するといわれています。

アキレス腱障害は、踵骨付着部より約2cmを境界として大きく分けて、実質部と骨付着部に分類されます。さらに、病態としては、踵骨付着部そのものの障害と、踵骨後部滑液包炎の2つの病態に分けられています。

この論文の中では、この2つの病態について詳しく書かれており、診断や治療も多少異なります。基本的な治療法としては、アキレス腱からの強大な力学的ストレスの除圧、緩衝と変性部位の再建及び症状発現部位の郭清であるが、再発も多く、適切な治療を行うために病態の把握が重要だとされています。

理学療法においても同様で、同じアキレス腱障害でも、病態を把握し患者さまのニーズに応えられるような治療を提供していくべきであると考えます。



投稿者: 一志 有香

2015年11月4日水曜日

肩甲骨関節窩の傾斜角の検討

今回は、「肩甲骨傾斜角の検討」について記載されている論文を紹介します。





この文献は、肩甲骨関節窩の傾斜角を実際の軟骨面から計測したものであり、肩関節唇損傷に対するアンカーを用いた修復時の、至適刺入角度を決定することを目的とされています。
対象は、ホルマリン固定された6例10肩の献体を用いて行われています。
方法は、関節面に垂直に0,2,4,6,8,10時の位置で6等分した関節窩の横断面を作成し、各部位における関節軟骨面と肩甲骨頚部へ向かう面との角度を計測されています。
結果は、関節窩は上方や上前方、後下方に比べて前下方後上方が鈍角になっていたとされています。
この文献では、前述したように関節唇損傷に対する手術時のアンカー刺入角度を決定するために行われたものですが、この結果から上腕骨頭が前下方や後上方へと移動しやすいのではないかと思われます。他の論文を読んでみても、関節窩の軟骨変性は下方に強く認められたとされており、肩関節挙上時に骨頭からの力学的ストレスが関節窩下方に加わることで生じたとされています。
つまり、肩関節挙上時には上腕骨頭が少なくとも後下方に移動だけるだけの軟部組織の柔軟性が重要ではないかと考えられます。
臨床上、肩関節疾患の症例を担当することがよくありますが、操作方法を少し変更するだけで緊張が軽減することなどもあり、解剖学や運動学に沿った徒手操作が必要であるとその都度感じます。
まだまだ、知識、技術ともに不足しており結果を出すことが出来ていないので日々努力していきたいと思います。



投稿者:団野翼


2015年11月3日火曜日

第55回近畿理学療法学術大会


第55回近畿理学療法学術大会ホームページ
http://kinki55.umin.jp/index.html

服部隼人先生

吉田雄大先生

中井亮佑先生

抄録ダウンロード(pdfファイル)
http://kinki55.umin.jp/abstract.html

平成27年11月21日土曜日、22日日曜日の2日間、神戸国際展示場2号館において第55回近畿理学療法学術大会が開催されます。

京滋支部京都会場スタッフの京都下鴨病院 服部隼人先生、吉田雄大先生、中井亮介先生の3名が運動器第6セッションで口述発表されます。

3名の先生とも現在鋭意、スライドと大会誌の原稿を作成中です。

近畿2府4県の先生方は是非ご参加ください。

投稿者:小野志操

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