COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2023年9月24日日曜日

【論文紹介】アキレス腱断裂の術後成績や治療成績に関わる因子について

アキレス腱断裂の術後成績について、いくつかの論文から近年の知見を紹介します。






108論文、6506例のシステマティックレビューで、スポーツ復帰率は80%で平均6ヶ月であった。スポーツ復帰の評価方法を明確にした論文では復帰率77%、明確にしていない論文では91%であった。(2016年)







PubMed、Embase、Cochrane Libraryを用いて、アキレス腱断裂の手術管理後のスポーツ復帰について報告しているすべての研究を検索した。その結果、65~100%の患者が受傷後3~13.4ヵ月の間にスポーツ復帰でき、断裂再発率は0~5.74%であった。(2023年)










 著者らは、過去の報告において術後のスポーツ復帰と連続片脚ヒールレイズの相関関係を明らかにし、連続片脚ヒールレイズの獲得時期は術後平均4ヶ月であることを前提に、連続片脚ヒールレイズの獲得要因について検討している。
 対象は105 例、検討項目は、患者背景、Simmonds テスト健患比、Thompson Simmonds テスト健患比、膝伸展位と膝屈曲位での足関節自然下垂角度健患比、しゃがみ動作獲得時期、下腿最大周径健患差とした。
 結果は、しゃがみ動作獲得時期と膝屈曲位での足関節自然下垂角度健患比が抽出され、カットオフ値はしゃがみ動作獲得時期 10.5 週と膝屈曲位での足関節自然下垂角度健患比 69.5% であった。(2021年)



最新の治療成績やエビデンスを常にup dateしていきながら臨床を進めていきます。




投稿者:尼野将誉







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