Staff profile
COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について
整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。
2015年3月8日日曜日
第8回 下鴨整形疾患フォーラムのご案内
平成27年3月14日に、私が勤務している京都下鴨病院が主催する下鴨整形疾患フォーラムが開催されます。
今回で早くも8回目を迎えることになります。
場所は二条城前のANAクラウンプラザホテル2階の平安の間です。
今回は、「反転型(リバース型)全人工肩関節置換術について」をテーマに講演が行われます。
一般演題:「当院における肩関節治療ー反転型(リバース型)全人工肩関節置換術の小経験を含めてー」森大祐先生(京都下鴨病院)
特別講演:「リバースショルダーを導入して -広範囲腱板断裂における神経障害合併例を含めて-」落合信靖先生(千葉大学大学院医学医学研究科整形外科学)
反転型全人工肩関節置換術は、昨年の春から日本でも認可が下りて、少しずつ行われるようになってきており、当院でも、腱板広範囲断裂の患者様などに対して手術が行われてきています。
まだまだ新しい分野なので、術後のリハビリテーションにおいても介入方法について、考察を重ねていく必要性があると思われます。
参加費は1000円で、コメディカルも参加可能です。
また、講演会後には立食形式の情報交換会も企画されております。
残念ながら、今回私は別の研修会に参加しているため、お二人のお話を聞くことはできませんが、これからも目にする機会が増えてくる手術になるため、ご予定の空いている先生方がおられましたら、是非とも参加されることをお勧め致します。
投稿者:為沢 一弘
人気の投稿
-
文献紹介 大腿骨転子部骨折において後外側支持欠損が lag screw sliding に与える影響 (徳永真己・他 : 骨折 第35巻、98-102、2013) 大腿骨転子部骨折をshort femoral neck (SFN) で...
-
今回は小胸筋腱について述べられている文献の紹介をさせていただきたいと思います。 臨床で肩関節拘縮の患者さんの評価をしているとRotator interbalの拘縮を呈している方は多いと感じています。RIの拘縮を改善することは必要なことだと考えていますがなかなか難し...
-
本日は Bertolotti症候群について紹介させて頂きます。 Bertolotti症候群は1917年にBertolottiが提唱した症候群であり,最尾側の腰椎横突起が肥大し仙骨との 間に関節を形成,あるいは骨癒合した症例に腰痛が生じる症候群とされています。 ...
-
こんばんは。 夜分遅くに失礼します。 本日は、肩関節包を支配する神経の解剖について報告されている文献を紹介します。 佐藤達夫ら:腋窩神経と肩甲上神経. Journal of Clinical Rehabilitation 4(1),4-7;1995 ...
-
人工膝関節全置換術(以下 TKA )後の理学療法では、屈曲可動域の増大や ADL の改善が主に進められていると思います。しかし、術後の伸展可動域や自動伸展不全(以下 extention lag )の有無が歩行能力や ADL に制限を生じるケースも少なくありません。 そこ...