こんばんは。
本日紹介する論文は、大内転筋はなぜ大きいか?‐筋の形態的特徴と神経支配から見た大内転筋の分類と機能‐です。
大内転筋は股関節内転筋群の中で大きな割合を占める筋肉です。位置関係は、前面に長・短内転筋、内側に薄筋、後面に半腱様筋と半膜様筋が存在し、最下部線維の一部が体表から表層に確認できる部分とされています。
また、内転筋群の損傷はスポーツの中でもサッカーやアイスホッケーなどで多く、長内転筋損傷の報告は散見されます。しかし、大内転筋の損傷を報告してある論文は少なく、損傷しにくい理由もはっきりされていません。
本論文では、大内転筋の形態、神経支配、周辺組織などの解剖が明確にされています。大内転筋は4つの線維束に分かれますが、それぞれ役割が異なることも考察されています。この役割の違いが損傷とどのように関連しているかについても述べられています。大内転筋の特徴についてわかりやすい論文でした。
投稿者:京都下鴨病院 中井亮佑
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2015年10月16日金曜日
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