COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大予防に対する対応について

整形外科リハビリテーション学会は、オンライン開催または感染対策を徹底した上でのハイブリッド開催により、定例会、学術集会、特別講演会、シンポジウムを開催して参ります。なお、技術研修会につきましては、再開の目処が立っておりません。理事会の決定があり次第、ウェブサイトならびに当ブログにてご報告させて頂きます。

2019年12月9日月曜日

整形外科リハビリテーション学会シンポジウム2019

本日、整形外科リハビリテーション学会のシンポジウムが行われました。
今年のテーマは『殿部痛を考える』です。


各シンポジストの先生方がご講演され、その後に座長の先生方が議題を提供し、ディスカッションを行う形でした。

今回は殿部痛ということですが、殿部痛と言っても様々な要因があるかと思います。
各シンポジストの先生が実際に経験された症例について、どのように評価し疼痛を解釈していったのかを分かりやすく説明されました。

殿部痛は殿部の軟部組織由来、腰部、腰仙部、股関節等々、疼痛の要因となる組織や関節は多岐にわたるかと思います。
私自身、臨床で疼痛の原因が分からず、評価を重ねていくことが多々あります。
しかし、ただ闇雲に評価を行っても疼痛の原因は分からないと思いますし、実際に分からないと言うことが何回もありました。

当然のことですが解剖学的な知識はもちろん、疼痛が発生するメカニズムが分かっていなければ、ただ評価を行っていても分からないと思います。

今回のシンポジウムでは各シンポジストの先生方が実際の症例を通して、解剖学的な背景からどのように疼痛が発生するのかを考察し、治療する様子を詳しく知ることが出来ました。

また、講演後のディスカッションでは先生方が評価、考察する際に気をつけるポイントや考え方を深く知ることが出来ました。


今回のシンポジウムに参加し、得た事を明日からの臨床で活きるよう勉強していきたいと思います。


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