7月6~7日の2日間、ウインクあいちで第31回日本整形外科超音波学会が行われました。京都下鴨病院からは2日目の一般演題10エラストグラフィーのセッションにて中井亮佑先生が発表されました。
超音波断層検査(エコー)は臨床において治療対象となる組織の動態を可視化することで、より正確な病態を把握するのに有用です。今回の学会参加でいままで意識していなかった組織の動態を確認できたことや対象組織の描出方法など、臨床に還元できる知識を得ることができました。組織を描出するには周辺解剖の知識、プローブの操作技術が必要なので日々の練習の積み重ねが大事だと痛感しました。また病態を解釈するにはエコーでの組織動態だけでなく、詳細な理学所見とのマッチングが重要だと各発表を聴講して改めて感じました。